【読書メモ】「たった1人からはじめるイノベーション入門」を読んで「これは」と思ったこと

読書メモ
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たった1人からはじめるイノベーション入門」を読んで僕自身の中で「これは」と思ったことをまとめました。

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たった1人からはじめるイノベーション入門を読んでの学び

イノベーションの考え方

新しい仕組みを創って新しい価値が生み出されたら、それはすべてイノベーションの一種である

→「今やっていることは(社会に)どんなインパクトを与えるか?」を考えるとうまくいく

人間関係にはちょうど良い距離感がある。意見・思考が合わないという人がいる場合には、付き合う距離を変えてみる

→距離感が分かると、どちらの思考にも一理あると腹落ちすることができる

事業が仮に失敗しても、そこで培った「技術」や「経験」や「人脈」は次の事業に活かすことができる

→失敗を恐れず挑戦する、逆に「失敗をしないこと」こそが最大の失敗である

まず、イノベーションで新しい価値を生み出す「起承転結」型の人材は、クリエーションを担う「起承」型人材と、しっかりオペレーションを回していく「転結」型人材の2つに分けられます。最終的にイノベーションは、「起承」と「転結」が仲良くしたときに生まれる

 起 ── 0から1を仕掛ける人材

 承 ── 1をn倍化(10倍、100倍、∞倍)する構造をデザインする人材

 転 ── 1をn倍化する過程で目標指標を策定し、効率化かつリスクを最小化する人材

 結 ── 最後に仕組みをきっちりオペレーションする人材

→それぞれの役割があり、それは敵対するものではなく協調していくものである

幽体離脱して全体を俯瞰してみる(具体(現場)⇔抽象(プロジェクト全体)の行き来)。幽体離脱して考えると、今まで見えてこなかった自社やパートナー企業の良いところが見えてくる

→幽体離脱するには外のネットワークを大切にし、合わせて現場を肌感覚で理解する

イノベーションの進め方

PDCAはDから回す

まずはやってみる

ビジネスの進め方は以下の2つに分かれる

 ・分析→計画→実行:コーゼーション

 ・今持っている材料、情報からとにかく始めて見る:エフェクチュエーション

→まずはエフェクチュエーション、すなわちわらしべ長者理論で始める

「興味関心のポケット」を常日頃から意識して持っておく

「自分が興味を持っているもの」を意識し、それらに対しアンテナを高くして生活する

上手くいくイノベーションとは、初めはクローズドで秘密結社的な集まりからスタートするものが多い

→秘密結社型ビジネスモデルで、まずは興味関心が近い人から始めていく
燃えやすいところから燃やせば、あとは周りに勝手に火が付いていく

コミニケーションのないところにモチベーションはなく、モチベーションのないところにイノベーションは生まれない

コミュニケーション → モチベーション → イノベーションの順。
 まずはコミュニケーションから。一人ひとりのアイデンティティを認め、最終的に心理的安全性が確保できる組織を作る

「会社の理解がなくて…」は明確にやりたいことが伝えられていない or コンフリクションを跳ね返すだけの情熱がその人に無い

コンフリクションを起こした時は「意見をぶつけあう」のではなく「乗り越える」
→壁にぶつかったときは「外の声を利用する」「社内からも応援してもらう」「社内での活動がダメなら、社外で動いてみる」

まとめ

「イノベーションをどう考えるか、そしてどう進めていくか?」という話がメインですが、「仕事で何かもやもやしているんだけど、どうしたらよいか分からない...という方のヒントになることもたくさん書いてあります。

仕事で悩みを抱えている方はぜひ読んでみてください

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