【読書メモ】「7つの習慣に学ぶ心配ぐせをなおす術」を読んでの学び

読書メモ
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7つの習慣に学ぶ心配ぐせをなおす術を読んでの学びをまとめました。

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学び

ものの見方(パラダイム)は人それぞれであり、人は見ているものを見たまま受け取っているように思っているが、実際は「自分のパラダイム」というフィルターを通してものごとを受け取っている。

「自分の思い込み」などから生まれたものの見方だけに囚われず、別の角度からものごとを見る(パラダイムシフト)ことで、ものごとをより良い方に受け取ることができる。

7つの習慣では「成功」のことを「長期的・継続的に望む結果を得ること」と定義している。

そのため、目の前の短期的な成果だけを考えるのではなく、もっと長期的な目線でどんな人生を送るべきかを考えることが重要である。

人から信頼されるかどうかは、その人の「信頼口座」の信頼残高で決まる。

日頃から「あいさつをする」「感謝の言葉を伝える」「笑顔で接する」などの「小さな預け入れ」を積み重ねて残高を増やしておくことが人間関係(特に身近な人)には重要である。

時が流れて世の中が変わっても価値に変わりがないもののこと「原則」といい、7つの習慣では「原則中心の生き方」が人生の成功のための大きな鍵であると語っている。

「人生で何をしたいか・どうなりたいか」を文章化したものを「ミッション・ステートメント」と呼び、原則中心のミッション・ステートメントがあれば、自分の行動がぶれなくなる。

ミッション・ステートメントの内容は以下の3つ。

① 人格    :どんな人間になりたいか
② 貢献・功績 :何をしたいのか
③ 価値観・原則:①、②の土台となるもの

人は今までの自分の経験に基づく価値観で反応・判断してしまいがちであり、これを「自叙伝的反応」と呼ぶ。

具体的には以下の4つの反応を指す。

① 評価する:同意するか反対する
② 探る  :自分の視点から質問する
③ 助言する:自分の経験から助言する
④ 解釈する:自分の動機や行動をもとにして、相手の動機や行動を説明する 

ほとんどの人はごく自然にこうした反応をしてしまうが、相手を本当に理解したいのであればこのような反応をせずに、相手の話をただ聴く(傾聴する)ことに徹するべきである。

お互いが意見を出し合うとき、その意見が同じようなものであればシナジー効果は得られず、性質のまったく異なる意見が組み合わさってこそ斬新な発想が生まれるものである。

また、ものごとを進めようとしているときには「ポジティブな推進力」と「ネガティブな抑止力」の2つの力に影響を受けており、「推進力」が強く働いたほうがシナジー効果は高まるが、何が「抑止力」なのかを特定し、それを解消するためにチームで協力し合えば「抑止力」が「推進力」に変わり、それがチームとしてのシナジーとなる。

結論として、「意見が対立したとき」「ものごとの進行にネガティブな抑止力が働いているとき」こそチャンスと捉えて、第3の案を模索したり、チームメンバー同士で協力し合う姿勢が重要である。

まとめ

自分はそれぞれについて、以下のように解釈しました。

  • ものごとを素直に受け取る・ポジティブに考える
  • ものごとは長期的に考え、優先度・重要度を決める
  • 信頼してもらうためには「挨拶」「感謝」「笑顔」など、毎日の小さな積み重ねから
  • 「自分の人生の軸」を決めて、それをもとに「何をするのか」「どうありたいのか」を文章化する
  • 相手の話に対してすぐに「自分語り」をしない
    まずは相手をよく理解し、それから自分のことを理解してもらう
  • 「チーム内でものごとがうまく進まない」ときこそ、それらを「成長するための機会」と捉える

「仕事・家庭・人間関係 etc. で不安がある」という方はぜひ読んでみてください。

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