山梨ひとり旅の備忘録 前編【精進湖~道の駅なるさわ】

旅の備忘録
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今回は、2024/2/21~2/22で1泊2日の山梨ひとり旅をしてきた様子を備忘録的にまとめていく。

山梨は今までもキャンプやひとり旅などで何度か訪れており、数えてみると今回で5回目の訪問だった。

今回は「前編:精進湖~道の駅なるさわ」「後編:ほったらかし温泉」の2部構成でお届けする。

後編の記事はこちらから。

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1日目 新宿→山梨へ

東京方面から山梨へ行くとき、車を使わない場合はいつも「新宿→山梨市」行きの特急あずさで移動している。

ということで、1時間半ほどであっという間に山梨市駅に到着。新しくなった山梨市駅は何回見ても美しい。

だがしかし、せっかくのひとり旅なのに今回も空は曇り模様。いつもは山梨市駅付近からでも富士山を拝むことができるだが、今回は富士山の"ふ"の字も見えなかった。

気を取り直して、自分が山梨に来る目的の1つには「富士五湖周辺のドライブ」があり、今回も早速車を借りに「ニコニコレンタカー 山梨万力店」に向かう。ここは山梨市駅周辺で唯一のレンタカー屋だ。

山梨市駅からニコレンまでは徒歩30分ほどかかるので、「万力公園」も通りつつ散歩がてらゆっくりと向かっていく。

当日は寒い季節×ド平日の真昼間だっただけに人通りはほとんどなかったが、この少し寂しい雰囲気の公園もなかなか趣があって悪くなかった。

また、こちらの公園には入園無料のちょっとした動物園(ふれあい動物広場)のような施設があり、時期によってはカピバラやアライグマなどの動物たちとふれあうことができる。

そんなこんなでニコレンに到着。

毎度おなじみのN-BOXを借りて、いつも寄っているデイリーヤマザキでコーヒーを補充し、この地ならではの音楽をかけたら準備完了、いよいよドライブの始まりだ。

第一のスポット、精進湖を目指す

ニコレンを後にし、まず最初は第一スポットの精進湖を目指す。

当日は曇り~雨でとても走りやすいとは言えない状況だったが、のんびりと安全運転で約1時間半、精進湖の端っこの方にある「精進湖展望台」に到着した。

さて、今回精進湖にやってきた理由としては「今まで通り過ぎるだけで観光地として訪れたことがなかったから」だったのだが、今思えばタイミングとしては最悪だったかもしれない。

すでに分かりきっていたことではあったのだが、展望台からは富士山どころか近くの山ひとつ見留めることもできず、ただただ一面灰色の空が広がっているだけだった。

どこを向いても何も見える気がしないので、着いて数分で車に戻り次の目的地に向かうことに。

これも精進湖のすぐ隣にある「ニューあかいけ」にやってきた。

定食から軽食まで色々なメニューが揃っていたが、雨の中を歩いて体が冷えていたので、信玄ほうとう定食で暖を取る。

ほうとうは今までも何度か食べたことがあるが、やはり寒い日に食べるほうとうは一段と美味い。

最後はおじやにしてフィニッシュ。ごちそうさまでした。

ちなみにこちらのお店、本栖湖や富士宮方面に向かう際に毎回通り過ぎるだけだったのだが、今回満を持して尋ねることができた。

この日は天気が悪かったのでこの通りの見た目だったが、天気が良い日は精進湖を眺めながら食事をすることができるので、機会があれば晴れた日にまた訪れてみたい。

第二のスポット、道の駅なるさわを目指す

腹ごしらえも済んだところで、そろそろ次の目的地の鳴沢へと向かう。

鳴沢は山梨県の南部、ちょうど静岡都の県境に位置する村で、観光地としては「鳴沢氷穴」などが有名だが、今回はゆっくり観光する時間がなかったので、代わりに「道の駅なるさわ」に行くことにした。

ということでさくっと道の駅なるさわに到着、精進湖からは車で15分程の距離感だ。

一方で天気は悪くなっていくばかり。この時間になると曇りを通り越してもはや濃霧になっていた。

道の駅なるさわは2023年3月にリニューアルしたばかりで、建物の中はとてもきれいだった。

道の駅の中をひとしきり見たあと、ふとすぐ隣に「なるさわ富士山博物館」なる施設があることに気づく。しかも観光地としてはめずらしく入館は"無料"だ。

時間もまだあったので入ってみた。以下は写真撮影OKの場所で撮った写真だが、色々と富士山について知ることができよい時間つぶしになった。

鳴沢に来た際にはぜひ訪れてみて欲しい。

施設の外には自然探索路もあったので入ってみたのだが、結構ガチめな森で軽く遭難。やっとの思いでたどり着いた展望台からは霧しか見えなかった。

色々歩き回って少し小腹が空いたので「道の駅 なるさわ 軽食堂」で軽く休憩する。

熱心な野クル部員なのでソフトクリームを注文。真冬に暖房が効いた店内で食べる冷たいスイーツは美味い。

本日の宿「城のホテル 甲府」へ

一通り鳴沢を満喫できたので、そろそろ本日の宿「城のホテル 甲府」へと向かう。

こちらは2020年の6月にオープンした比較的新しめのホテルで、外観からとてもきれいだった。

また、甲府駅からも徒歩2分とリアルに目と鼻の先の近さなのがウリだ。

外観だけでなく受付やロビーもとてもきれいで、受付の横の作業スペースではフリードリンクやワインテイスティング(500円~)などのサービスもある。

さらにフリードリンクのジュースに関しては、専用のボトルに入れることで部屋まで持ち込むことができるという嬉しすぎるサービス付き。

他にも館内着のサイズが自由に選べたり、館内用のスリッパがしっかりした作りのもので履きやすかったりと、細かいところで好感度が上がるサービスが多かった。

続いて部屋の中はこんな感じ。モダンな雰囲気でとても居心地がよく、快適に過ごすことができる。

また、こういったホテルにはめずらしくひとり専用のシングルルームが66室もあり、値段も1泊素泊まりで1万円ちょいと手を出しやすい。ひとり旅の強い味方だ。

部屋の位置にもよるが窓からは甲府の街を一望でき、夜には夜景も楽しむことができる。

また、何といってもこのホテルの特筆すべきところは天然温泉の大浴場が付いていることだ。

詳細は公式HPを見てもらえればと思うが、天然温泉、天守閣のような露天風呂、サウナ、水風呂、休憩スペース、風呂上がりのほてった体を冷ますことができるテラスなどなど、とても一泊一万円ちょいで泊まれるホテルに付いているとは思えないクオリティだった。

もし甲府に旅行に行く際はぜひ宿泊先の1つとして検討して欲しい。

甲府の街へ繰り出す

宿の紹介はこれくらいにして、本日も早速夜の街へ繰り出す。

今回は特に行きたいお店があったわけではなかったが、駅前をぶらぶらしていると良さげな佇まいのお店「やきとんやきとり雨三屋」を見つけたので入ってみることに。

まずは駆けつけ1杯、今日も1日お疲れさまでした。

最初のアテはキャベツとお店おすすめのにんにくレバー。どちらも酒が進む酒のつまみだ。

続いてやきとんを色々と注文。正直何を頼んだかはあまり覚えていないが、どの部位もとても美味しかった。

シメを食べる余力を残しておきたかったので1件目はこの辺で。店員が気さくでとても居心地のよい空間だった。

2件目、1件目で飲んでいる途中でどうしても蕎麦が食べたくなり、近くにあったこちらの蕎麦屋「一草庵 紬(いっそうあん つむぎ)」に訪問。

店内に入ると、店長と思われるお父さんと若い男女の店員が1名ずつ、聞こえてくる会話からどうやら親子でやっているお蕎麦屋さんのようだ。

こちらではシンプルにざるそばのみを注文したが、これが本当に美味しくまさにシメにふさわしい1杯だった。

ものの数分で完食、ごちそうさまでした。

コンビニで軽く買い物したあとにホテルへ帰宿、山梨なやつらでいつも通り2次会と洒落込む。

そんなこんなで1日目は終了、2日目の後編に続く。

今までの旅の備忘録はこちらからどうぞ。

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