©IIS-P/ぽんのみち製作委員会
2024年冬アニメ「ぽんのみち」の個人的感想メモです。
本記事の内容は対象作品の放送状況や続編等の情報公開に併せて、随時更新していきます。
・本記事は個人的な感想の備忘録です。あくまで参考程度にご覧ください。
・本記事に掲載しているアニメ本編の画像はすべてアニメ公式サイトから引用しています。
「ぽんのみち」個人的概要
麻雀の皮をかぶった日常系JKお料理アニメ。キャラクター原案は春場ねぎ先生、登場人物は図らずもみんな巨乳になってしまう。
作中には麻雀に関する様々なパロディネタが出てくるが、視聴ターゲットの年齢層がわりとガチで謎。
TVサイズのOP動画は上がっていないのに、なぜか30分ループのOP動画が先に上がっている、公式から狂ってて好き。
以下は本記事を書く際に参考にさせていただいた素晴らしい麻雀系情報サイトさまです。参考までにどうぞ。
各話ごとの感想
各感想は時系列順に記載しています。
1話
- 今話のイカサマ:なし
- 家を追い出された女子高生が雀荘をたまり場にする急展開、雑過ぎる導入だがそれがいい
- メインキャラは全員巨乳、バストサイズ足したら441cmになりそう
- すずめが麻雀やっているのを「かしこいねー♡」で片づけるぱいちゃん好き
- 片山まさゆきとか哭きの竜とかアカギとかムダヅモとか、1話から飛ばしまくってる
ただ1打ごとにやっててボケが渋滞してるし、パロネタは基本1ミリも笑えないという残念仕様
◆ 劇中でのなしこちゃんの麻雀読本
- 次回予告のタイトルコールで初めて気づいたけど、「ぽんのみち」のイントネーション、「本の虫」の方じゃなくて「本搾り」の方なのか...
- エンドカードが用意されている作品は信頼できる
◆ 1話エンドカード 片山まさゆき先生
2話
- 今話のイカサマ:燕返し
- OPは癖になるスルメ曲、なかなか飛ばせない
- 「女子高生の日常系で私服を変えない」のは賛否あると思うんだけど、毎回ダサい私服をとっかえひっかえ着させられるよりは、一種のトレードマークみたいな感じになるので、個人的にはありよりのあり
- 幼少期リーチェさん、初心者で大数隣はビギナーズラックが過ぎる
- よくよく考えなくてもすずめが麻雀やってるの、意味わからな過ぎて笑う
- 10分21秒~10分26秒のぱいと泉の表情好き
◆ 2話エンドカード 福本伸行先生
3話
- 今話のイカサマ:元禄積み
- 3話にしてすでに1回も麻雀してなくて草
- ぽんのみち語録①:「国士無双 聴牌上がり杯無し」=「ダブリーからの海底で振りこみ」=「刺身とカレーの食い合わせ」意味不明だけど好き
- 割り勘のところとか、ちょいちょい現実に引き戻してくれる感じがちょうど良くて気持ちいい
まあ女子高生の割り勘事情とか知らんけど... - 劇中で魚を捌き始める麻雀()アニメ
- ぽんのみち語録②:「三暗刻上がらず四暗刻単騎待ち」=「カレー食べて、お刺身食べて、あら汁も食べる」これは何となく分かって悔しい
- 泉「チュッチュボンボン」
アイスの名称、つい調べてしまった...ちなみに僕は「ポッキンアイス」派です
- エンドカードが唐突な松本光司先生で彼岸島民大歓喜
2話までで麻雀漫画家縛りだと思ってたけど、どうやら講談社での連載作家縛りらしい
◆ 3話エンドカード 松本光司先生
4話
- 今話のイカサマ:2の2の天和
- 個人的神回、麻雀アニメで対面している中、リアル麻雀をやらずに雀魂をやりだすのはほんと好き
・「何してたのー?」「ん、ネット麻雀」
・「※ 実際のゲーム画面と異なります(99.9%一緒)」
・「※ 実際の雀魂では名前の入力は7文字以内だよ!」
・「それ、一回ごとにお金かかるの?」「麻雀を打つのはタダですし、ガチャでも課金要素はありますが、アイテムでキャラクターもゲットできるので、実質無料です!」
・「立直にゃ!」一姫(雀魂) CV: 内田真礼
・「雀士☆3 597/1000」
・テテテン、テテテン、テテテテテテテン~♪テテテン、テテテテテテテテン~♪
- 「雀魂っぽい麻雀ゲーム」ではなくて「雀魂そのもの」なんだよな
- ぽんのみち語録③:「4鳴き裸単騎」=「あまり急ぐな」
- 「よーし、2の2やるぜ」
- 「あ"あ"~~気持ち"い"い"~~~」熱しぼ(あったかいおしぼり)でおっさんになるいずみち好き
- サンマ(三人麻雀)シーンの東2局の2~3戦目で、対面の牌が描かれていないのはさすがに作画ミスか?
- 「(『リーチェいっぱつ』で検索)」「まさか打ち負けるなんて...こんなふざけた名前に...」江見ちゃん初登場にしてネトスト + 毒舌で草
- 江見ちゃんのスマホのホームアイコン、なしこちゃんの使い回しで省エネ作画
- 次回予告の「あははっ、フラグーww」が素の前田佳織里さん感が出てて好き
◆ 4話エンドカード ペトス先生
ペトス先生のエンドカード、表情が良い
5話
- 今話のイカサマ:ドラ爆(ドラ16)
- 何だかんだ、なしこが一番リアル思考で面白い
- 2話で「私服固定いいね」とか言ってたら、早速ダサい私服着させられてて草
- いきなりBBQ始まったうえに、「ほりにし」や「飛騨牛のシャトーブリアンのブロック」が出てくる日常系女子高生麻雀アニメ、もう麻雀しない方が面白いしずっとこれでいいよ(2回目)
◆ 5話エンドカード 卯花つかさ先生
卯花先生のエンドカード、優勝
6話
- 今話の上がり役:立直一発自摸平和一盃口三色同順純全帯么九ドラ4、13翻数え役満
- 妻木晩田遺跡(むぎばんだいせき、鳥取県)という超ローカル観光地感
- 制作陣営の人柄なのか方向性としてわざとやっているのか、6話にして改めて「劇中の会話がわりとあっさりしていて楽に見られる」ということを感じている
- 聖地巡礼回からの唐突なお風呂シーン、助かる
...と思ったら一瞬で終わった、許さない
◆ 劇中での観光場所、聖地巡礼が捗りそう
- いずみち、無理やりエナドリ飲まされて目ガンギマリでかわいそう
- 「緑一色・四暗刻でダブル役満+ドラ6」は草、無意識に打った方が強いのかなしこは
- 何事もなく平和に合宿が終わるの好き、もう日常系アニメでいいよ(3回目)
◆ 6話エンドカード 遠藤準先生
7話
- 今話のイカサマ:キャタピラ
モブじゃなくてついにアカギ本人まで出てきてて草 - 温泉回のあとの海回、助かる
- 海でも麻雀の勉強を欠かさない麻雀狂
◆ 劇中での江見ちゃんの麻雀読本
- リーチェさん、誕プレでもガチで金にものを言わせてきてほんと容赦ない
- 面子ビーチバレー、普通にゲームとして楽しそうなルール設定で好き
- 金の牌のその後に全く触れずにそのまま終わるのがもはや「ぽんのみち」なんだよな
(このあと10話でその後の描写があった)
◆ 7話エンドカード 小川亮先生
8話
- 今話のイカサマ:偽装の白
- 5話くらいから思い出したように私服コロコロ変えさせられててほんと草
- 今さら気づいたけど、なしこたち毎回暗くなる前に帰ってて偉い、門限があるのか?
- チョンボ、久しぶりの活躍
- なしこと跳のお泊り回かと思ったらがっつり削られてて怒、ご飯のシーンくらい描いてくれよ
- 「ざわ・・・ざわ・・・」ぼんぼりのくだりはパロネタで初めて面白かった
- 尾道灯りまつりのシーンはめちゃくちゃキレイで普通に感動した、いつか行ってみたいな
◆ 尾道灯りまつり
◆ 8話エンドカード 桜庭コハル先生
9話
- 今話のイカサマ:ぶっこ抜き
- 無駄に話の腰を折らずに、ストレートに話を進めるのがぽんのみちの定番になってきてていいね
- ぽんのみち語録④:「役満上がったときの裏ドラ」=「まったく気にならない存在」
- 「裏ドラ見てもしかたないなぁ」
- 9話、いつにも増して絵面がひどいw
- 3人から寄ってたかって苛められてていずみちかわいそうw
- 「これは槍祭りやなあ...」もはやイカサマがプロレベルで草
- 平和回、イカサマ回、そしていずみちがひたすら可愛い回
◆ 9話エンドカード 渡辺潤先生
10話
- 今話のイカサマ:エレベーター
- 跳、二段ベッドなのは解釈一致だし萌え
- 麻雀アニメの皮をかぶったお料理アニメ
- まさか麻雀アニメで二回も魚さばきを見せられるとは思わなかったし、「女の子が鶏まるまる一羽を焼くシーン」があるとは夢にも思わないんだよな
みんな意外と女子力高いし、出る作品間違えてない?
- 料理の色合いが絶妙に地味で笑う
- 「うちのエースとやりたければ、まず私たちを倒してもらわないと~」絵面から何からただのやられ役のそれで草
◆ 10話エンドカード 系山冏先生
税金で買った本、いつか読みたい
11話
- 今話のイカサマ:なし
- ぽんのみち語録⑤:「最初の番にみんなが同じ牌を切ったときの『自分も同じの出さなきゃ...!』と似たプレッシャー」=「おみくじでメンバー全員が大吉の流れ」
- おねむリーチェさんかわいい
- もう当たり前のように料理シーンが入ってくるし、自動餅つき機とかいう謎の機械まで出てきてどんでもないアニメだなこれ
- 「お腹いっぱいで寝ちゃったみたいだ..ぐえっ」のぱいちゃん好き
- それはそうと寝てる人の顔に落書きするの、普通に最低で草
- 「心にいつもメンタンピン」
- リーチェの落書きに気を取られてたけど、なしこがいつも通りボッコボコにされてて草
- アバンの夢の伏線を最終話に繋げていく構成
- 今更だけど、やることないからって各話の所々でめっちゃ尺伸ばしてるの、ク○アニメを地で行ってる感あって好き
さすがに今話はなにもしてないカット多すぎでしょ
◆ 11話エンドカード 鹿子先生
満州アヘンスクワッド、気になる
12話
- 今話のイカサマ:なし
- 冒頭、今まで聞いたことないくらい悲しげなBGMで始まってちょっと笑ってしまったw
- 5人「これか...!!」素人からしたらどれなのかまったく分からなくて草
- 電話口での会話、最終話でも変わらずなしこの会話シーンはリアルが過ぎる
- 「人と人との繋がり」や「興味の対象への熱量」における"移ろい"が季節の移ろいと共に繊細に語られていてとても良い
- 「他のことをすることが多くなった」
「楽しいよ?みんなで何かするのは、変わらなく楽しい」
「今までとやってることは特に変わってないはずなんじゃけど――――」
なしこの心の中でずっと引っかかっていた何かがリーチェの勇気ある一言で可視化され、みんな抱えていた思いは同じだったと気づくシーン、月並みだけど好きだな - 最終話で唐突に大○技研の作業員が出てきて草
- 「別にここに来る前が不満だったわけじゃないけどねー...」
「何かを変えたい」→「新しい何かと出会う」というパターンではなく、あくまで日常の延長線上で偶然出会った麻雀が気づけば日常そのものになっていて、失って初めてその大切さに気付くという話の展開のさせ方で、何というかここまでの集大成としてそのすべてが込められているような「ぽんのみちらしい」セリフと回想シーンだった - ラスト新キャラ出しておいて続編が特にないのはた○のみ原作で見た
...と言いつつ2期に期待したい
◆ 12話エンドカード 春場ねぎ先生
大団円
「ぽんのみち」個人的総括
とりあえず話の流れをまったく考慮しないパクリ一歩手前のパロネタは全然笑えないのでやめた方がいい。
ド正論はさておき、一般向けとしてはあまり良い評価を受けるような作品感ではなかったと思うし、個人的にも色々と思うところはあったけど、なしこの一人称での語りが「ぽんのみちにおける日常」に沿ってリアルに展開されていて、それがまたいつも絶妙なところをついていて、上手く説明できないけどすごく癖になる作品だった。
もし2期があるのであれば、ラストの上田さん新キャラにはぜひ活躍してもらいたいですね。