【X(Twitter)】高度な検索の一覧とよく使う検索方法の個人的メモ

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X(Twitter)でのポストの検索には通常のキーワード検索の他に「高度な検索」という検索方法があるが、そこで使用できる検索方法(コマンド)の一覧と、実際に自分が普段よく使う検索方法をメモがてらまとめていく。

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高度な検索の検索方法

以下にX公式の「高度な検索の使い方」のページで説明されている検索方法を一覧表としてまとめた。

例として、検索キーワードに「cat」「dog」というキーワードを用いた場合の検索方法とその結果を記載する。

検索方法 検索結果
cat dog 「cat」と「dog」のどちらのキーワードも含むポスト
"cat dog" 「cat dog」というキーワードを含むポスト
cat or dog 「cat」と「dog」のどちらかのキーワード、またはどちらのキーワードも含むポスト
-cat -dog 「cat」と「dog」のどちらのキーワードも含まないポスト
cat -dog 「cat」というキーワードを含み、「dog」というキーワードを含まないポスト
#cat 「cat」というハッシュタグを含むポスト
from:cat 「cat」というユーザー名のアカウントが送信したポスト
to:cat 「cat」というユーザー名のアカウント宛てに返信されたポスト
@cat 「cat」というユーザー名のアカウントに対する@ポスト
filter:follows 自分がフォローしているユーザーのポスト
filter:replies 返信のポスト
filter:retweets リポスト
filter:quote 引用のポスト
filter:links リンク(URL、引用、メディア等)を含むポスト
filter:images 画像を含むポスト
filter:videos 動画を含むポスト
min_replies:xxxx 返信が「xxxx」件以上のポスト
min_faves:xxxx いいねが「xxxx」以上のポスト
min_retweets:xxxx リポストが「xxxx」件以上のポスト
since:yyyy-mm-dd 投稿が「yyyy-mm-dd」以降のポスト
until:yyyy-mm-dd 投稿が「yyyy-mm-dd」以前のポスト
lang:ja 日本語でのポスト
lang:en 英語でのポスト

通常のキーワード検索の他に「いいね数・リポスト数での検索」や「期間を指定しての検索」など、様々な検索方法がある。

一方で、以下の検索方法には現状対応していないようなので、このあたりX公式には何とかして欲しいものである。

  • アカウント名での絞り込み
  • 「max_faves:xxxx」のような「○○がxxxx以下」のポストの検索
  • インプレッション数での絞り込み

ここからは、実際に自分が普段よく使う検索方法を用途別に紹介する。

期間を指定して特定のユーザーのポストを探す

かなり基本的な使い方なのですでにやっている人も多いと思うが、「特定のユーザーのポスト×期間指定×キーワード」で特定のユーザーの過去のポストを簡単に探すことができる。

例えば「自分の直近2年間のポストの中で『富士山』という単語が入ったポスト」を検索したい場合、以下のように検索すれば条件に当てはまったポストだけを絞り込める。

from:自身のXアカウントのユーザー名 since:20xx-xx-xx until:20xx-xx-xx 富士山
(「xx」は検索日によって調整)

それでも余計なポストが引っかかってしまう場合には、「-キーワード」で除外キーワードを追加していくと、より検索の精度を高めることができる。

いいね数・リポスト数で検索結果を絞り込む

これはおもに「公式アカウントのポスト」を検索する際によく使う方法で、以下のように「いいね数・リポスト数」で検索結果を絞り込むことで、多くのユーザーによく見られているポスト(≒公式アカウントのポスト)のみを効率よく探すことができる。

検索したいキーワード min_faves:xxxx min_retweets:xxxx
(「xxxx」は公式アカウントの規模や知名度などによって調整)

例えば「公式アカウント(または原作者など)による○○の作品のアニメ化の告知」を探したい場合、「○○ アニメ化」のキーワードで検索をすると一般のユーザーのポストもたくさん引っかかってしまうが、「○○ アニメ化 min_faves:2000 min_retweets:1000」などのようにすることで、公式アカウントのようなフォロワー数の多いアカウントのポストのみを検索することができる。

もちろん検索キーワードによってはインフルエンサーなど、公式や原作者以外のフォロワー数の多いアカウントのポストも引っかかってしまうことがあるが、おもに公式からの発表や告知などのポストを探す際に有効な検索方法だ。

リンク・引用・画像・動画を含む/含まないポストを切り分ける

こういった使い方をしている人が他にいるかは分からないが、例えば漫画家やイラストレーター、VTuberやその他インフルエンサーに対して、「日常のつぶやき」「告知などの業務的なポスト」「動画などの面白ネタ」それぞれのポストを分けて見たいと思うときがあるかもしれない。

そんなときは「filter:links」「filter:quote」「filter:images」「filter:videos」などでの絞り込み/除外を駆使することで、かなり柔軟に検索をすることができる。

「リンク」「リプライ」を除外した通常のポストのみ表示
-filter:links -filter:replies

「引用」「画像」「動画」を除いた「リンク付きポスト(通常のリンクやGIFなど)」のみを表示
filter:links -filter:quote -filter:images -filter:videos

YouTubeのリンクを除外した「X内にアップロードされた動画付きポスト」のみを表示
filter:videos -"youtu.be" -"youtube.com"

インプレゾンビ対策について

現状、X公式の標準機能ではインプレゾンビ対策ができない中、3日で12万バズの「x-zombie-killer」という何やら神そうなChrome拡張機能が話題だったので試してみた。

使い方はとても簡単で、Chrome ウェブストアから「x-zombie-killer」を追加するだけ。デフォルトで機能がONになっているため、万バズポストの返信欄に群がるゾンビたちを自動で非表示にしてくれる。

細かい仕様や使い方の詳細については、開発者の方の以下の記事を参照。Chrome拡張なので、単純にJSで文字判定してHTMLの要素ごと消しているのだと思われる。

以下はオプション設定画面。現状では設定できる条件などがまだ少ないが、コピペ投稿やアカウント名の言語などで表示/非表示を切り替えることができる。

とても役に立つツールではあるのだが、いくつか不満な点もあり、

  • 一部の消して欲しいポストが消えていない、一方で消して欲しくないポストまで消してしまっているように見える(判定精度の問題)
  • 「アカウント名に日本語を含まない投稿を非表示にする」のオプションによって「アカウント名が日本語以外の日本語ユーザー」や「通常の外国語ユーザー」が誤爆してしまう
  • ページごとに文字を判定して都度消しているので、画面のカクつきやタイムラグが結構気になる
    また、ゾンビの数が多いときは動作が重くなる

精力的にアップデートを続けているようなので、この辺りは今後の解消に期待したい。

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